どうもダーツインストラクターほとちゃんです。
今回はダーツ歴10年、Rt17でダーツプロの私が
ダーツに左回転をかけるメリットは?
左回転かけるにはどうしたらいいの?
左回転をかける練習方法を教えて欲しい
等などの疑問を解決できる内容を記事にまとめました。
この記事で解説する『ダーツの左回転に関する知識』を理解すれば、どなたでも左回転をかけれるようになります。
ちなみに私自身は左回転をかけ始めてSAフライトに落ち着き始めました。(※個人差はあります)
- 現在ダーツが伸び悩んでいる方
- 新しい発見をしたい方
- SAフライトを目指す方
是非、参考にしてみてください。
それでは以下で『ダーツに左回転をかけるメリット』について紹介します。
※今回の記事は上級者向けのであり、あくまでRt17の私個人的意見です。
ダーツに左回転をかけるトッププロのグリップと回転をかけやすいバレル5選
ダーツのトッププレーヤー達は皆左回転をかけているんです。
色々なプロのグリップを見て参考にして下さい。
①フィル・テイラー
人差し指と親指を完全につけています。
リリースの瞬間、デコピンするように弾いて左回転をかけてます
合わせて読みたい:フィル・テイラー歴代おすすめバレル10選➡
②浅田斉吾プロ
エスダーツ引用
- 4本グリップです
- 親指は第一関節あたり、人差し指は第二関節のやや上部、中指と薬指は共に指先でグリップ
- 人差し指をバレル後方、親指を真ん中、中指をティップ付け根、薬指をティップの先に配置する3点グリップを軸に、左回転のリリースを重視
- 4フィンガーの3点グリップなので特殊ではありますが、親指を後方へずらしてリリースするので左回転がかかります。テイクバック時に半回転弱の右絞りをいれています
- 回転をかけることを意識すると毎回同じ動きができるんです。
②村松治樹プロ
- 3本グリップ
- 親指第一関節ちょい上、人差し指で包み込み、投げる瞬間回転をかけやすいグリップ
- 左回転のメリットは毎回ダーツを真っすぐに飛ばしやすいこと
- 村松選手が意識しているのはこの真っすぐダーツを投げることです
- 左手も腰に添えることなく肩とひじとダーツボードが一直線に並んでいます
- 最初から握りこむタイプとテイクバック時握りこむタイプがありますが村松プロは最初から握りこむタイプ
③山田 勇樹プロ
エスダーツ引用
- 3フィンガー
- 中指の先端をバレルのティップ側部分に当て、親指は後方にしっかりグリップし、その2本が決まった後、人差し指は自然にバレルに巻き付けるようにポジショニング
- 力強くリリースをしているので、飛びに伸びが出て垂れることもなくなります
④小野恵太プロ
エスダーツ引用
- 3フィンガー
- 親指と人差し指でバレル後方を持ち、中指をバレル前方に支えとして置いています
- 親指と人差し指で持っているというよりも中指まで入れた3点でグリップを支えているイメージ
- 親指は深めで、人差し指と中指が第一関節で支えています
- 中指はチップにかけると握りこんでしまう為、バレルに乗せることを意識
- 確り中指でバレルを支えている為、力強い腕の振りと、ダーツの飛びが可能となります
小野恵太プロモデル 「ソロ ジェネレーション5」の詳細をチェックする➡
⑤ピーターライト
- 3フィンガー
- テイクバックの際握りこみ、力を抜いてリリース
- リズムも毎回一定になるように意識
ダーツに左回転をかける意味
文章ではとても分かりにくいのでまずは、東田プロがわかりやすく解説しているこちらの動画をご覧ください(6:00~)
左回転をかけると
- 直進性が増す
- 初速を維持しやすい
- フライトが巻き込みグルーピングしやすくなる
等ありますが、私個人的に左回転一番のメリットは、人差し指に引っ掛かりにくくなり、毎回同じ動きができるようになることです。
左回転を完全にマスターできればダーツの再現性が増し、安定感は一気に上がります。
私自身もSAフライトをキープできるようになったきっかけが左回転です。
ダーツに左回転をかけるデメリット
何より左回転を習得するのには時間がかかります。
私自身、家投げでひたすら研究し、3か月ほどかかりました…
中には左回転の練習中途中で投げ方がおかしくなってしまう方や、イップスになってしまう方も少なくはないです。
しかし、習得するのに時間がかかる以外は左回転にはメリットしかありません。
左回転を完全に習得できれば、回転をかける事も、あえてかけないことも自由にコントロールできるようになります。
ですので、一度完全に左回転を習得してから、自分のフォームに合うよう調整して行けば良いのです。
何事もそうですが継続して練習をやり抜けば必ず習得することはできます。(根性論です)
伸び悩んでいる方、是非思い切って左回転に挑戦してみるのもありかと思います。
ダーツに左回転のかけかた
これも、文章ではとてもお伝えしにくいので、分かりやすい動画がありましたので、まずはこちらをチェックしてください。(3:00~)
- 親指を人差し指より上になるようにグリップすることで左回転がかけやすくなる
- 親指と人差し指の指先をくっつけてグリップしてみるのもOK
- リリースの際ダーツを弾き飛ばすように投げるのがポイント
- プッシュ型のリリースより、スイング型のリリースを意識
- フォロースルーは自然と人差し指がターゲットに向くようにする
- とにかく、最初は全然うまくいきませんが諦めず頑張りましょう
ダーツに左回転をかける練習方法
はじめに、こちらの動画をご覧ください。
西谷プロも言うように習得するのに最低でも1か月から2か月はかかります。
しかし、習得することでダーツのの飛ばし方の意識が変わり、必ず新しい発見があります。
私自身も左回転の習得が、SAフライトを安定できるようになれたきっかけです。
練習の手順
手順①
- 最初は狙わないで、どうしたら左回転がかかるのか?とにかく左回転をかける事だけ意識して投げ込みましょう
- ぼんやりブルを狙いながら、もちろん狙った場所に入らなくて全然OK
- 重要なのがやはりグリップ。飛びを確認しながら色々試してみて下さい
手順②
- 左回転がかけられるようになってきたらブルを狙い始めます
- 意識する点はフォロースルーで確りブルに人差し指を向けること
- ダーツを弾き飛ばすような感覚で投げてみるのもありです
手順③
- あまりにもブルにまとまらないようでしたら①に戻り、違うグリップを試したりリリースを変えてみましょう
- とにかく、左回転の習得には時間がかかります
- 焦らず、イライラせず地道に練習していきましょう。
①~③のステップをひたすら繰り返し、あきらめずに練習すれば、必ず左回転はかけられるようになります。
特に①のステップがとても重要です。何度も何度も投げ込み、指先に左回転の動きを覚えさせましょう。
私自身も最初は全然うまく行かず、Rtも15から14まで落ち、途中でくじけそうになりましたが、あきらめず投げ込んだ結果、左回転を習得できRt17まで上がりました。
ダーツの回転についてまとめ
左回転のメリット
ダーツに左回転をかける一番のメリットは
人差し指に引っ掛かりにくくなり、毎回同じ動きができるようになる事です。
私自身もSAフライトをキープできるようになったきっかけが左回転です。
左回転のデメリット
習得するのに時間がかかる事です。
最低でも1~2か月はかかることを覚悟して臨んで下さい。
最初はうまく行かず、結構しんどいかもしれません…
しかし、左回転を習得すれば必ず新しい発見があるはずです。
- 現在ダーツが伸び悩んでいる方
- SAフライトを目指す方
- 新しい発見をしたい方
是非挑戦してみて下さい。
以上、左回転についてでした。
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